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トラクタ&トレーラー
今回はトラクタとトレーラーのご紹介です!
トラクタとトレーラーは連結・分離できる事で効率的に大量の荷物を運ぶできるようになっています。
普通のトラックで荷物を運搬した場合、積み替えや荷下ろしをする間、トラックとドライバーさんは移動ができませんが、トレーラーで荷物を運搬した場合は連結を外してトレーラーのみを置いてくる事ができます。
荷下ろし時間の大幅な短縮になり、コンテナを下してすぐ次の現場へも向かえちゃいますね!
ドライバーさん一人で運搬できる量が多いのでコスパもGood!
【トラクタ】
独立して自走ができる車両前方部分。
荷台は連結する≪トレーラー≫部分の為、トラクタのみでは積載はできない。
車検を受け、ナンバープレートは2枚発行される。


【セミトレーラー】
前方のトラクタにけん引される形で走行し、自走はできないが車検を受ける必要がありナンバプレートは1枚発行される。
トラクタにカプラと呼ばれる連結部品があり、トレーラ―側のキングピンを合体させ連結させる。連結部分はこの部分だけになる為、曲がり道でスムーズな転回が可能となる。
(前方のトラクタと合わせると計3枚のプレートがついている事になります)


ドリー式フルトレーラー
トレーラーの軸が両端の2軸の為、積載荷重の重い荷物を運ぶのにてきしている。
両端に軸がある事でトレーラーにかかる荷重が分散されるメリットがある反面、カプラ―の付いたドリーに連結している構造上、回転や後退(バック)をする際に高い運転技術が必要となります。


センターアクスル式フルトレーラー
ドローバーと呼ばれる連結棒をトラクタ側のピントルフックに連結させる方式で軸は車両中央の1軸となる。
ドリー式より後退(バック)しやすいが、カーブや右折・左折の方向転換時にトレーラースウィング現象が起きやすい性質をもつ為、注意が必要。

【ポールトレーラー】
曲げる事の出来ない長さのあるものを運搬する際に使用されるトレーラー。
荷台の長さを伸縮して変えられる事が特徴ですが、その特性上道路を走る上では基準緩和を受ける必要のある大型特殊車輛となります。
荷重のかかる連結部分は第五輪と呼ばれ、トラクタ側とトレーラー側にターンテーブルがついており、このターンテーブルがスムーズな方向転換を可能にしています。
荷台付のトラクタ・荷台なしのトラクタの2種があり、荷台付のトラクタであれば空荷移動の際はクレーンでトラクタに積み移動する事ができます。
連結自体はステアリングローバーと呼ばれる部品で接続し、エアブレーキ用のホースやウインカー等に使用する電源ケーブルを接続します。

