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冷蔵冷凍車の仕組み
その名の通り【冷蔵】と【冷凍】をしながら荷物を運搬できる車両です。
バン・もしくはウイングの形状で断熱・冷却機能を備えています。
冷却機能としてはおよそ5℃~40℃の範囲で荷質や運搬時間より適したタイプを用います。
≪冷凍タイプ≫
①蓄冷式
- 冷凍板を用いた原始的な冷却方法で電気のみを動力として稼働します。
- ※天井型≫低温向き
- 箱の天井部分に冷凍板を取り付けるタイプ。
積載面積が確保できる。 - ※サイドパネル型≫低~中温向き
- 箱の両サイドに冷凍板を取り付けるタイプ。
箱内の高さが確保できる。 - ※フロントパネル型≫中温向き
- 冷凍板を用いた原始的な冷却方法で電気のみを動力として稼働します。
②機械式
- クーラーを用いた冷却方法。詳細な温度設定ができる為、繊細な温度管理が必要な荷物を運ぶのに適している。
現在の冷蔵冷凍車の8~9割は機械式タイプが多く、その中でも2タイプあり、移動距離によって使い分けると良い。 - ※メインエンジンより動力を直接得るタイプ
- エンジンと働きが直結しているため、エンジンを切ると冷却機能もOFFになる。 (スタンバイユニットを搭載している場合は外部より電力を供給する事でエンジン停止中も冷却する事が可能。)
- ※冷却機能を独立したサブエンジンから得るタイプ
- 電力の源が別の為、主エンジンを切った停車中でもサブエンジンのみ稼働可能。
③窒素式
- 液体窒素を用いた冷却方法。-40℃位まで温度を下げる事ができる。
冷却効果は高いが、燃料となる液体窒素の補充が必要であり、液体窒素の値段は高額な場合が多く経済的負担が発生する。
☆選ぶPoint☆
・運搬物の荷質・必要な管理温度・積載容量・移動距離・コスト予算
上記5点をしっかり検討した上でマッチした車両を選ぶ事で長く付き合える相棒が見つかりますよ♪不安な場合は当社営業になんでもご相談下さい!
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