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≪塵芥車：じんかいしゃ≫

ごみ収集車の車検証上に記載される名称は≪塵芥車≫になります。
通称名ではパッカー車とよばれている事も多いですが、いずれもゴミを回収する為の車両の呼び名です。
ごみと聞くとちょっと臭いイメージもありますが、最近ではごみから出る悪臭を利用した消臭芳香剤が作られ、収集車に搭載している車両もあるのだとか！強悪臭成分を香り成分中に微量含ませることでよい香りと感じる香水の原理を利用しているそうです。
塵芥車自体に噴霧器を取り付けるタイプとスプレータイプがあるのでみなさんももしかしたら良いにおいのごみ収集車に出会えるかも！？筆者は嗅いだことがありませんが、噂ではフルーティーな香りがするそうです。そんな臭いイメージを払拭した（？）塵芥車は回収するゴミの種類によって異なる構造の塵芥車を使用していて、大きく3タイプに分けられますのでこの機会にぜひご紹介したいと思います！！

①≪プレス（圧縮版）式≫

得意な回収品：粗大ごみ・家庭ごみ・事業ごみ
仕組み：手前で細かく砕く→板を使ってごみを強力パワーで圧縮！！→荷箱へ収集
Point☆電化製品や家具も潰せる強力パワー

②≪巻き込み式（回転盤式）≫

得意な回収品：家庭ごみ・事業ごみ・木くず
仕組み：回転盤が荷箱へかきこむ→押し込み板で荷箱の奥へ詰め込む
Point☆街でよく見かけるごみ収集車はこのタイプが多い

③≪ロータリー式（荷箱回転式）≫

得意な回収品：家庭ごみ・水分を含んだごみ・比較的柔らかいごみ
仕組み：常に回転している円柱型のドラムが荷箱までゴミを詰めこんでいくタイプ
Point☆液体の飛散が少なく清掃しやすい。圧縮力が他の2タイプよりも弱い。

回収の際に水気のあるものや圧縮されたことで排出された汚水を貯める≪汚水タンク≫、汚水を排出する≪水抜き排水溝≫など衛生的に保つ機能も備わっています。

回収した後は焼却施設や環境センターで排出を行います。
排出方法も2タイプありますのでご紹介します。

①≪押し出し式≫

得意な回収品：家庭ごみ・水分を含んだごみ・比較的柔らかいごみ
仕組み：常に回転している円柱型のドラムが荷箱までゴミを詰めこんでいくタイプ
Point☆液体の飛散が少なく清掃しやすい。圧縮力が他の2タイプよりも弱い。

②≪ダンプ式≫

荷箱をダンプアップさせて集めたごみを一気に排出するタイプ。
重めのごみや細かめのごみが多少荷箱に残りやすいため、軽めのゴミを主に回収する巻き込み式で活躍が期待できる。

≪安全管理≫

万が一爆発や火災が起きた時の為に消火器を車両に備え付けしています。
（販売時に消火器はセット販売ではございませんのでお客様にてご用意くださいませ）また、回転板を連続して回すことのできる≪連続スイッチ≫が取り付けられた塵芥車は、家庭ごみの収集する公共機関・委託された企業では使用できません。
※車両自体が使用禁止されています※市民が誤って巻き込まれたりして事故に遭わない為の防止策の一環です。
また、作業員も未熟練労働者の方が熟練労働者より事故に遭う確率が高い統計が出ている事から、未熟練労働者の安全衛生教育マニュアル等を用いて事故防止策に取り組むことも重要です。

～最後に～

どんなタイプを選んだら良いかお悩みの方は、当店営業担当がお客様の事業形態によって最適な1台をご紹介させて頂きます！！お気軽にお問合せください。
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