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たくさんあります!中古ダンプの種類
日本では和製英語でダンプ・カーと呼ばれていますが、海外では「dump truck:ダンプ トラック」と呼ばれています。
【Dump:ダンプ】という英単語の意味は何種類かありますが、由来となった意味では「ごみや重いものをどさっと落とす(捨てる)」という意味があります。
その名の通りダンプ・カーでは荷台部分が傾斜して素早く荷物を下す事ができる構造になっています。
傾斜の仕方も用途により様々!
代表的な種類をご紹介しますので、ぜひみなさんのお仕事に最適な相棒を見つけて下さいね!
≪土砂ダンプ≫
最もポピュラーなダンプ形式。その名の通り土砂や砕石、砂利などが運搬できます。
荷台をダンプアップする事で効率的に荷物を下せます。
強靭なパワーと機動力、安定した走行で土木・建築・建材関係のお仕事で大活躍!
大きさも大型・中型・小型・なんと軽トラックまでバリエーション豊富で様々な用途・現場に対応できます!!
≪土砂禁ダンプ≫
荷物が軽く、積載密度が低い物を運搬する目的の為のダンプです。荷台のあおり部分が高くつくられている事が多く、大量の荷物を運ぶ事ができます。
また、より多くの荷物を運べるようにロングタイプが主流となりつつあります。
土砂や砕石等は運搬できません。
(車検証にも[その他検査事項]の箇所に「積載物は、土砂等以外のものとする」と記載があります。)
≪3転ダンプ≫
荷台が後方だけでなく左右にもダンプアップできる機能性の高いダンプ!
側溝作業や狭い現場での荷下ろしもできる優れモノ。
≪Lゲートダンプ≫
通常の土砂ダンプよりも大きなサイズの土砂やコンクリート・アスファルト・大き目の砕石等を運ぶのに適しています。
通常の土砂ダンプとの違いはリアゲートの開閉方向。通常であれば上側が固定されていますがLゲートダンプは下が固定されており上が開く事で荷台床とフラットになり、積み荷がリアゲートに引っかかる事なくスルスルと荷下ろしする事ができます!
≪ローダーダンプ≫
荷台を後方にスライドさせる事ができるダンプ。
土砂ダンプ+セーフティローダーの良点を合わせもつ機能的な1台。
建機をダンプに乗せる場合、通常スロープをつける事が多いですがローダーダンプはスロープを持ち運びしなくても荷台がスライドする為「そのまま建機積載→建機運搬→建機降車→作業開始!→乗ってきたローダーダンプに土砂を積む!!」と無駄な時間を要することなく効率的!!
ローダーをスライドさせるための床面接は必要になりますが、急勾配なダンプアップをしなくてすみますので高さ制限のある現場にも強い1台です。
【自重計】
主に土砂等を運搬する大型ダンプ(車両総重量8t以上or最大積載5t以上)の荷台下に取り付けられている積載重量を測定する為の装置。過積載による事故防止措置として義務化され、1年ごとの点検を受ける必要がり検査をクリアすると「自重計技術基準適合証」が発行されます。
車検を受ける際にはこちらの自重計の適合証が必要になります。
※土砂禁ダンプは除く
【ゼッケン】
公道を走っていて、ダンプの荷台に番号がペンキで書かれているのを見たことはありませんか?
工事の通過許可番号??いえいえ。実はきちんと国土交通省より義務化されて表示しているナンバーなのです!!
主に土砂等を運搬する大型ダンプ(車両総重量8t以上or最大積載5t以上)で公道を走行する車両は事前に国土交通大臣へ届け出を提出し、指定された表示番号(=ゼッケン)を荷台の側面と後面に表示する事が義務付けられています。
ゼッケンの表示方法
- ペンキ等による横左書きとする
- 記号及び数字は黒色・地は白色とする
- 数字は5けた以下のアラビア数字とする
- 文字の高さ 200mm
- 文字と数字の幅 150mm
- 記号の幅 200mm
- 文字と記号の太さ 15mm
- 数字の太さは 30mm
- 〇の中は業種によって決まっています↓
-
営:運送事業
販:砂利販売業
採:砂利採取業
建:建設業
砕:砕石業
石:採石業 - ☆ゼッケンの申請にも先程ご紹介しました≪自重計≫が必要となります。
~最後に~
どんなタイプを選んだら良いかお悩みの方は、当店営業担当がお客様の事業形態によって最適な1台をご紹介させて頂きます!!お気軽にお問合せください。
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